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リビング |
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●日高市栗坪・O様邸
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築140年の日本家屋の2階部分を、
古民家風にアレンジ。 |
日和田山のゆるやかな山並みと、高麗の田園風景が見渡せる高台に位置するO様邸。築140年にもなる日本家屋の改築は、大きな家であることから部位ごとに分割して行い、これで3回目となります。今回は、屋根裏スペースを活用し、雰囲気のある2階居室に仕上げるリフォームです。 |
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●屋根裏スペースの勾配天井を活用した2階居室は、梁がむき出しになり、蔵に入ったようなおもしろい雰囲気。ライティングは、陰影の効果を出すためにスポット風にした。 |
●梁は古材をそのままの形で使用。煤で真っ黒だった材を、年輪が見えるようになるまで磨きあげた。金具も古いものをそのまま使った。
●古い戸板に組み込まれた切子細工を活用し、階段上の飾り窓に。昔風の意匠がうまくマッチした。 |
●階段や廊下部分や洗面所も、同イメージでコーディネート。 |
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伝わってきたものを後世に残す。蔵はシンボルのようなもの。 |
O家は、代々当地で農業を営んできたお宅。広い庭には母屋と同時期に建てたという蔵があり、補修しながら守り続けてきています。補修にはお金がかかるし、普段使わないものをしまうくらいで、昔のような利用価値はないそうですが、「うちには無くてはならないもの」といいます。 |
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